【2017.09】「パーキンソン病」を患っている患者様の一例

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パーキンソン病という病気をご存じですか?

パーキンソン病は1817年にイギリスのジェームズ・パーキンソンという医師が最初に報告したことから、この名前がついたそうです。この病気の原因はまだわかっておらず、脳の中の神経に異常が起こることで発病し、身体の動きを司る脳の神経伝達物質である”ドーパミン”が減ることで、手足が動かしにくいなど、重篤な運動障害を起こすと言われているそうです。また、若い人には少なく、普通、40~50歳以降に発症することが多いそうです。

パーキンソン病の特徴的な運動障害は「振戦(手足のふるえ)」「動作緩慢(動作が鈍くなる)」「筋固縮(手足の筋肉が硬くなる)」「姿勢反射障害(バランスがとりづらくなる事で、転倒しやすくなったり、小刻みなすり足になる)」の4つが知られています。その他、便秘、排尿障害、立ち眩み、発汗異常といった自律神経症状がみられることもあるそうです。

パーキンソン病の治療方法は、薬物療法とリハビリテーションが中心です。 リハビリテーションの目的は大きくわけて「筋肉が硬くならないように身体を動かすこと」「身体を動かしやすくするよう、視覚や聴覚などの刺激を用いること」「筋力の低下を防ぐこと」の3つに分類されるそうです。

パーキンソン病の患者様の施術例

76歳、要介護3、大学病院でパーキンソン病と診断され7年経過している男性の患者様。

日々、身体の動きが鈍くなり、パーキンソン病の方によくみられる姿勢障害(首下がり)の症状が強くあらわれ、首周辺の筋肉がガチガチに硬くなり、食欲も低下してきています。また、歩行もおぼつかず転ぶことが増えてきており、こういった状況の中どうしたらいいのか困っていたところ、たまたま参加した「家族介護者教室」に参加したとき特養の施設長さんから「パーキンソン病の患者様がマッサージと運動療法、ストレッチ運動で身体の辛さがだいぶ解消された」と聞いたとのことでした。

医師からは「頸背部の筋緊張(コリ)が強いため、肩甲骨周辺の筋肉を良くもみほぐし、他動運動またはストレッチ運動にて筋緊張を和らげて欲しい。また、両下肢全体にも強い筋緊張がみられるため、特に足関節と股関節の柔軟性を取り戻してほしい」とのご要望を頂いており現在は、週3回のデイサービスと併用して、週3回のマッサージを受けています。

パーキンソン病や関連する症状を改善するには

パーキンソン病は、様々な運動障害が現れる進行性の病気で「全身の筋肉が固まり体が動かしにくい・じっとしていても手足が震える・踏ん張りが効かない、転びやすい・食べ物をうまく飲み込めない」などの症状が認められます。
その他にも、便秘・排尿障害・立ち眩み・睡眠障害・発汗障害・不安感・発汗障害などの自律神経症状が出現することも多いです。

治療は、薬物療法だけでなく運動療法により、症状の悪化を遅らせられる事がわかっていますが、自分で運動をすることが難しい方が多いので、マッサージやリハビリなどご本人さま以外の誰かに定期的に体を動かしてもらうなどの対策が必要です。

孫の手倶楽部では国家資格である「あん摩マッサージ指圧師」による訪問マッサージを行っており、実際にパーキンソン病や関連症状に悩む患者様からのお問い合わせも多くいただいております。

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訪問マッサージの料金(治療費)

訪問マッサージによる施術は、健康保険を使用して受けることが可能で、保険適用による治療費は、厚生労働省により金額が定められているため業者による違いはごさいません。
※障がい者医療証、マル福もご利用可能です。

健康保険適用の場合

1割負担 最大643円
2割負担 最大1,286円
3割負担 最大1,929円

自費施術の場合

基本料金 6,430円
延長料金 4,130円

実費の場合、まず30分の施術を行います。ご希望に応じて30分単位での延長も承っております。

無料体験マッサージ実施中

孫の手倶楽部では、施術をマニュアルで統一することはあえて行わず、コミュニケーションを大切に、その方のお身体状態に合わせた施術をさせていただいております。全事業所で無料体験マッサージを実施しており、実際の施術を無料で受けていただくことができます。お気軽にお問い合わせください。

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